ペアレントコントロールやセキュリティソフトでの対策がおすすめ
スマートフォンやタブレットやパソコンなど、子供に悪影響として使わせない人も多いかと思います。
しかし、現代社会において、これらの器機を使わせないというのもナンセンスな話ですし、これらの機器を持っていないことで、コミュニケーションが取れないということも考えられます。
悪影響かどうかは使い方次第
単純にスマートフォン、タブレット、パソコンがあるから悪影響があると考えるのではなく、包丁や車と同列に考えれば、『使い方をしっかりと教える』事が大切です。
包丁であれば、料理の仕方、刃の危険性などについて、教えながら学んでいくはずです。車は教習所があります。使い方を間違えれば危険であり、悪影響と言えますが、使い方さえ間違わなければ『素晴らしい道具』となりうるものなのです。
どんな使い方を教えるか
使い方を教えなければ子供だって、その使い方が良い方向か悪い方向かが理解できません。包丁であれば、人と自分を傷つける可能性もあるもの、危険なものであることを教えるはずです。
スマートフォンやタブレットやパソコンなども同様に、その危険性について教えていかなければなりません。自然に身につくだろうで、パソコンで危険な情報を流すほうが悪いというのは、可能性を考えることを放棄しているとも言えます。
スマートフォン、タブレット、パソコンであると、考えられる危険性は、SNSなどのやりとりです。未熟な子供には、文字だけのやりとりでの誤解や悪意に気づけない場合があります。
SNSについては、しっかりと親が管理できるコミュニケーションと環境をつくりあげることが必用です。子供は『悪いことだ』と薄々気づくと、隠しはじめますのでそういった挙動をしっかりと捉えられるコミュニケーションを図ることが大切です。
また、事前にそういった危険性があることをしっかりと教え、ネット上では性善説は通用しない、嫌なことではありますが『疑うことを』を覚えてもらうことが大事です。
次に考えられるのが、架空請求や個人情報の漏洩です。こういった危機管理も子供は薄いので、事前にしっかり『お金にかかわるサイト』『性的なものにかかわるサイト』『基本無料などといった釣り文句』に釣られないように、危険性を話し合っておくことが必用です。
また、そういった悪性のサイトに入ってしまった場合は、危険性を理解させ、すぐに報告することを案内しておきましょう。
なんでそんなサイトに!と怒ってしまっては、子供はそのことを秘密にしかねません。サイトによっては無視すれば良いものを行動してしまったり、報告したほうがよいものを報告しなかったりなどと間違った判断をする場合も考えられます。
事前に可能性があることは、全てこういった危険がある、どれほどの危険が及ぶかということを話し合っておくことが必用です。
ペアレントコントロールやセキュリティソフトを入れていても
親がいくら、ペアレントコントロールやセキュリティソフトを入れていても、なにかの間違いもあり、そういった上記の危険に踏み込んでしまう場合もありますが、事前に危険であることを話しておけば、理解はできるとは思えます。
ただし、100人の子供が100人理解できるとも限りませんので、こればかりはご自分のお子様の能力次第ではあると思えます。
スマートフォンやタブレットやパソコンは確かに必要以上の情報を得られる道具になってしまうこともありますが、活用すれば必要な情報をより得られるツールともなります。
辞書以上に色々な知識を検索でき、プログラムなどを理解すれば、理論的な話の組立などもできるようになります。
まず、よくわからないから禁止にするのでなく、親がその危険性を理解し、包丁や車のようにしっかりと使い方を教えることができれば、素晴らしいツールになることは忘れてはいけません。