様々な業界のプロが愛するCPU「Xeon」
超高性能なCPUを搭載することでパソコンは高速に、そして安定稼働します。超高性能なCPUといえばCore i7を想像するでしょう。しかしさらに上位のXeonがあります。
コア数や動作周波数だけを比較すると、XeonとCore i7はそこまで違いがありません。むしろCore i7のほうが優秀に見えることもあります。ただ、長時間高負荷をCPUのかけるような使い方をした場合、速度・安定性・信頼性においてXeonの圧勝となります。
Xeonの用途はサーバー以外にもあります
メモリから大容量のデータをCPUに読み込む際に、エラーが発生しデータが破損します。Core i7はデータが破損しても放置します。一方、Xeonはデータを修復してくれるので抜け落ちがありません。
だからXeonは信頼性や安定性を重視したい場合に使われます。代表的なのがサーバーです。サーバーは大容量メモリを必要としますし、安定稼働が必須です。つまりサーバーにはCore i7ではなくXeonが採用されます。
ではサーバー以外の用途でXeon CPUを使う必要性はあるのでしょうか?例えばエンコードです。高画質な動画をエンコードする際に、速度や安定性を重視してXeon CPUを選ぶメリットがあります。
実際、PCを自作してエンコードを毎日しているような人はXeonを選ぶ傾向があります。エンコード以外にも3DCG制作のように大容量メモリを必要とする用途にもXeonを使うことで、快適性が劇的に改善されます。
逆に普通にパソコンを使うだけとか、オンラインゲームを楽しむだけならXeonは必要ありません。Xeonにしても違いは感じられないでしょう。
Xeon CPU搭載BTOパソコンがサイコムに!
BTOパソコンといえばCore i3、i5、i7を搭載したモデルがほとんどです。でもサイコムにはXeon CPUを搭載したBTOパソコンが揃っています。マウスやドスパラにもあるのですが法人専用のため個人は購入できないようです。
他のBTOメーカーではまったく見つかりませんでした。よって、Xeon搭載BTOパソコンが欲しい人にはサイコムがおすすめです。
格安のE3からハードな用途にも使えるE5やE7まで揃っています。BTOパソコンの価格としては13万円くらいから100万円を越えるものまで様々です。デスクトップとして使いたいならE3搭載モデル、サーバーとして使いたいならE5搭載モデルがおすすめです。
*初期構成ではCore iシリーズが選択されていますが、カスタマイズで「Xeon E5-1620 v4」等を選べます。