ゲームをしなくてもパソコンにグラフィックボードを搭載すべき理由

BTOパソコンで激安なデスクトップやノートパソコンにはグラフィックボードが搭載されていません。それに対してゲーミングPCには必ずグラフィックボードが搭載されています。

価格を比較すると、当然ゲーミングPCのほうが高額です。グラフィックボードは安いもので1万円、高いものだと8万円以上もするからです。その分、価格が上乗せになるわけですね。

ここで「私はオンラインゲームはしないからグラフィックボードなんていらない」と考えるかもしれません。でもそれは大きな間違いです。グラフィックボードはオンラインゲームを動かすためだけのパーツではないからです。

パソコンを使っている人に「普段どういう使い方してる？どんなサイト見てる？」なんて質問をすると、「Youtubeとかニコニコ動画を見てるよ」とほとんどの人が答えます。

私もYoutubeやニコニコ動画は毎日見ています。パソコンを使っている時間を計算したら、動画サイトを見ている時間が最も長いです。きっとあなたも動画サイトをよく利用していることでしょう。

高画質な動画がヌルヌル動くようになる

もしもこれまでに高画質な動画を見て、カクカクしていると感じたことがあるなら、それはパソコンのグラフィック性能が足りません。グラフィックボードが搭載されていない場合、CPUがグラフィック機能を担当します。

しかしCPUのグラフィック機能は性能が低いため、ゲームがまともに動かないだけでなく、高画質な動画を再生するだけでもカクカクしてしまうのです。特にフルHD画質や60fpsの動画を快適に再生するにはCPUでは性能不足です。

ここでグラフィックボードが活躍します。グラフィックボードは動画をヌルヌルにしてくれます。フルHDどころか4Kだろうとヌルヌルです。動画のためだけなら安いグラフィックボードで充分です。

例えばGeForce GTX950、GTX960などがおすすめです。ノートならGTX960Mがいいでしょう。つまりまったく動画を見ないなら激安BTOパソコンでもいいですが、動画好きならグラフィックボード搭載PCにすることをおすすめします。