初めから内蔵HDDの容量を増やすのが一番楽です
BTOパソコンを買う際にHDDの容量で迷います。500GBか1TBか、あるいは3TBか。そして同時に容量を増やすなら内蔵HDDにするか外付けHDDにするかも困るポイントです。
内蔵HDDとはパソコンの中にHDDを組み込むもので、外付けHDDはパソコンの外に置いてUSB接続などで使えるものです。どちらもメリット・デメリットがあります。どっちにするか迷っている人のためにまとめてみました。
内蔵HDDのメリット
まず内蔵HDDは安いことが最大のメリットです。外付けHDDのようにケースや電源を必要としないので、気軽に追加できます。そして邪魔になりません。パソコンの中に組み込むのですから、HDDを増やしても置き場所に困ることはありません。
内蔵HDDのデメリット
内蔵HDDはパソコンの中に入っています。もしもデータを引っ越ししたい場合は、データ引越しソフトを使うか、内蔵HDDを取り外して新しいパソコンの中に設置しなければなりません。これはパソコン初心者にはとても難しい作業です。
外付けHDDのメリット
外付けHDDは複数のパソコンで使うことができます。1つ目のパソコンから外付けHDDにデータを保存して、2つ目のパソコンにコピーすることができます。プログラムを入れるのには適しませんが、画像や動画などのデータを保管するのにはとても便利です。
外付けHDDのデメリット
私はあまり外付けHDDのを使いません。その最大の理由は邪魔なことです。もちろん小型なものもあります。でも必ず置き場所が必要になります。また電源が必要になることもあり、気をつけないと電源タップがぐちゃぐちゃになります。
そしてデータ転送速度が遅いこともデメリットです。内蔵HDDと外付けHDDとでは接続に使う回線が異なります。最近だと外付けHDDはUSB3.0を使っています。実際に速度を比較してみると内蔵HDDのほうが2倍も3倍も高速です。
あと音も気になります。HDDの駆動音が耳障りです。壊れやすさにも違いがあります。私の経験上、内蔵HDDが消し飛んだことはありませんが、外付けHDDは何度も壊れています。
どちらがおすすめか?
私はパソコンの扱いに慣れているので内蔵HDDしか使いません。でもデータを保存するのにUSBメモリや外付けHDDが優れていることも知っています。ただ、メインのHDDとして使う気にはなれません。遅いし五月蝿いからです。
だから私は内蔵HDDをおすすめします。BTOパソコンを買う段階で、HDD容量を増やしておけば足りなくなることはありません。もしも足りなくなったら、外付けHDDを購入してデータを引っ越しするのがベストです。