多画面マルチモニタはグラフィックボードの性能次第
今は多くの人がマルチモニタと呼ばれる複数の液晶モニタを使っています。日常でも便利ですし、クリエイターやトレーダーの方はマルチモニタでないと仕事になりません。
マルチモニタなんて2画面が限度かと思うかもしれませんが、4画面や6画面にすることも可能です。しかしどれだけ多くの液晶モニタに表示できるかはパソコンに搭載されているグラフィックボードの性能に依存しています。
例えばあなたが今すぐたくさんの液晶モニタを購入しても、マルチモニタにできなくて困るはずです。そこでマルチモニタにおすすめのグラフィックボードやBTOパソコンをご紹介します。
2画面におすすめのBTOパソコン
2画面なら難しいことはありません。グラフィックボードを搭載していなくても基本的に大丈夫です。しかし低性能なパソコンだと出力端子が少なく、片方はDVI、もう片方はD-Subで汚く・・・なんてこと酷い事態になる場合も。
だから2画面だったとしても何種類もの出力端子を搭載しているグラフィックボードを選ぶべきです。画面数が多いとパソコンに負担がかかりますから、画面表示に動作をサポートするためにもグラフィックボードはあったほうがいいです。
ドスパラのガレリアシリーズなら2画面以上に対応しています。搭載グラフィックボードはGeForce GTXシリーズがおすすめです。どれもDVI、HDMI、Displayportなどが備わっています。
4画面におすすめのBTOパソコン
4画面となると候補が一気に絞られます。適当にBTOパソコンを選んでも最大2画面だったり、最大3画面だったりと、4画面表示は対応していないことがほとんどです。
ドスパラが公式に4画面対応としておすすめしているのが「Raytrek MD-4」です。製品名からするとクリエイター向けですね。でも10万円以内なので激安です。簡単にマルチモニタを実現したい方にぴったりのデスクトップです。
6画面におすすめのBTOパソコン
6画面はさらに難しいです。なぜならほとんどのグラフィックボードは出力端子が3、4個しかないからです。つまりグラフィックボードが2枚搭載されているか、出力端子が6個以上あるものを選ぶ必要があります。
簡単な作業をするだけなら「Raytrek MD-M」がおすすめです。GeForce GT730が2枚搭載されています。ドスパラが6画面を保証しているので安心です。でもスペックはあまり高くないので、プロ向けではありません。
仕事用やクリエイター用には「ガレリア ZZ-SLI」が最適です。ゲーム用グラフィックボード「RTX2080Ti」を2枚搭載し、メモリは16GBもあります。ここまでハイスペックなら動画編集、画像編集がサクサクです。