どのBTOパソコンが安いか比較してみた結果! - BTOおすすめ速報

BTOパソコンでカスタマイズ性を重視するなら空きスロットと大きさに注目

あとからカスタマイズしやすいBTOパソコン

パソコンを購入してからカスタマイズする場面で意外と多いです。メモリ増設、HDD増設、SSD追加、グラフィックボード搭載、サウンドカード搭載など必要に応じてパソコンをパワーアップできます。

 

でも必ずしもカスタマイズできるとは限りません。カスタマイズ性はパソコンの種類によって大きく異なるからです。さすがにメモリ増設はどのパソコンでもできますが、グラフィックボードの追加は条件が揃わないと無理なので要注意です。

 

購入前に空きスロットを確認しましょう

メモリ、グラフィックボード、サウンドカードはマザーボードに取り付けます。つまりマザーボードに各パーツを追加できる空きスロットがなければカスタマイズ不可能です。

 

BTOパソコンの場合、購入前にどれだけ空きスロットがあるのか確認できます。ドスパラなら製品ページから「基本構成スペック」に移動するとメモリや拡張スロットの空きが具体的な数字で書いてあります。

 

メモリならメモリのスロット、グラフィックボードやサウンドカードなら拡張スロットです。サウンドカードはPCI Express x1で大抵の場合は大丈夫です。グラフィックボードならPCI Express x16が必要です。PCI Express X16以外の拡張スロットにグラフィックボードを挿してしまうと、性能が著しく低下することがあるので仕様を確認しましょう。

 

PCケース内部の空間は充分?

メモリスロットや拡張スロットの数はマザーボードに依存します。基本的にハイスペックなパソコンのほうが拡張性が高い傾向があります。しかしもう1つ重要なことがあります。パソコンの大きさです。

 

小型PCやスリムPCの場合、どうしても内部の空間が狭くて、カスタマイズ性が低くなります。空きスロットがあったとしても大きなグラフィックボードが入らないなんてこともあります。

 

また、グラフィックボードの下にサウンドカードを取り付ける場合、グラフィックボードと近すぎて空きスロットを利用できなかったり、グラフィックボードのファンを塞いでしまったりします。

 

もしもグラフィックボードに密着するような形でサウンドカードを取り付けてしまうと、物理干渉を引き起こしたり、ファンを塞ぐことによってグラフィックボードが熱暴走してしまうことも考えられます。

 

だからこそPCケースの大きさってとても重要です。カスタマイズ性を重視するなら空きスロットの数だけでなく、ある程度大きいデスクトップを購入すべきです。BTOパソコンなら製品ページに内部の写真が掲載されていることが多いですから、「あぁ、これならカスタマイズ性に問題なさそうだ」と確認できます。