どのBTOパソコンが安いか比較してみた結果! - BTOおすすめ速報

Core i3、Core i5、Core i7の違いを比較しました

どのCPUを選ぶかは使い方次第!

CPUはパソコンの頭脳です。優秀であれば優秀なほど処理能力が速くなり、パソコンがサクサクになります。パソコンの起動、ブラウザの開く早さ、ゲームの快適度、エンコード速度などに直結します。

 

しかしCPUの性能を表す指標はいくつもあります。パソコン初心者にはちょっと難しい部分です。特に今はCore i3、Core i5、Core i7のCPUがあり、さらに世代別による違いもあります。どのCPUを選ぶべきかは使い方次第です。

 

CPUの性能はコア数と動作周波数で決まる

あまり意識することはありませんが、CPUには色々な機能が搭載されています。細かい部分を含めると、どのCPUが優れているのか判断するのは困難です。そこで特に重要なコア数と動作周波数に注目してみましょう。

 

コア数による違いを比較

コア数とはCPUの頭脳がいくつあるかを示しています。平行して処理を進めることができるため、コア数が多いほうが高性能です。でもソフトウェアやゲームによって最大何コア使えるかが違います。簡単なことしかしないのに、コア数の多いCPUを選んでも無駄になってしまうのです。

 

例えば、Core i3-4170はデュアルコア(2コア)、Core i5-6500はクアッドコア(4コア)、Core i7-6700もクアッドコアです。Core i3なんて名前だからといって3コアなわけはありません。

 

最近はプログラムの並列処理が当たり前になってきているので、クアッドコアのCore i5とCore i7が人気です。オンラインゲームにはほとんどの場合Core i5がおすすめです。でも最新ゲームの推奨スペックはCore i7を指定しています。

 

動作周波数が純粋な処理速度

コア数よりもわかりやすいのが動作周波数です。CPUについて調べると3.6Ghzとか4.0Ghzなんて数値が必ず書いてあります。数値が大きければ大きいほど処理速度が速くなります。

 

Core i3-4170は定格3.70GHz、Core i5-6500は定格3.20GHz、Core i7-6700は定格3.40GHzです。これだけ見るとCore i3-4170が一番優秀ですが、実際にはコア数が違うためCore i5やCore i7のほうが高速です。

 

定格とターボブースト

インテルCPUにはターボブーストという仕組みがあります。CPUでごりごりと処理をする際に、一時的に動作周波数を自動的に引き上げる機能です。例えばCore i7-6700は普段3.40GHzで動作していますが、エンコードやゲームをしている時にはターボブーストが有効になり、最大4.00GHzまで向上します。

 

ただ、ターボブーストはCPUが勝手に判断するものなので、自分で無理やり有効にすることはできません。必要な時に必要なだけパワーアップするイメージです。つまりターボブーストは潜在能力のようなものです。動作周波数がどれだけ上がるのか確認するようにしましょう。

 

目的別のおすすめCPU

では最後に使い方に応じたおすすめのCPUをご紹介します。

 

Core i3-7100

簡単な作業しかしないならCore i3で充分です。パソコンでサイトを閲覧したり、Wordで文章を書いたり、メールを送ったり・・・。と特別パソコンに負荷をかけないならCore i3が安くておすすめです。

 

Core i5-7500

動画視聴、仕事用、多くのオンラインゲームにはCore i5がおすすめです。最もコスパが良いCPUで、2chやTwitterでの評判も抜群です。とにかく万能なので、どんな使い方にも最適です。

 

Core i7-7700

動画編集、エンコード、画像編集、最新オンラインゲームにはCore i7です。パソコンの処理能力が求められるような使い方をするなら、Core i5とCore i7とでは快適性に明確な差を感じます。