メモリは買い時を見るより、必要性を重視した方がいい
ずっと値下がり傾向だったメモリですが、最近とうとう値上がりが顕著になってきました。
今年9月くらいには平均価格が落ち着き、10月に入ってから、どんどん値上がりしております。DDR3、DDR4ともに、9月から1000円ほど値上がりしております。
メモリは今買っておいたほうが良いのか?
メモリの値段ですが、去年から比較していれば、かなり下がってはおります。底値で考えると半額程度にはなっているでしょう。
今現在、スマートフォンやタブレットの需要が高く、デスクトップやノートPCの需要が減ってきているので、メモリ自体が減産されているのかもしれません。
このままの状態が続くとすれば、メモリは希少なものとなり、メモリはどんどん値上がりしてしまうかもしれません。
しかし、また再生産し、市場に行き渡れば、また価格は落ちていくかもしれません。結局のところ、価格の動向は生産と流通次第といえばそこまでなのです。
メモリを買う理由を考える
メモリを購入するにあたって、何故メモリを交換するのか?増設するのか?と考えたら、メモリを購入するのは必要だからだと思います。
町でみかけて安価だったから買ってしまおう、というシチュエーションはほとんど無いと思われます。
「目的別!パソコンに搭載するおすすめのメモリ量」で解説したように、必要だからはじめて価格調査をして、おりあいのあう価格のメモリを購入すると思います。
焦って購入する必要がなければ、買わなくても良い
焦って結局値下がりしても悔しいですし、後々高価になって買わないでいたとしても後悔が残ります。
結局後悔してしまうのであれば、本当に今自分にはメモリが必要か?ということを今一度考慮しましょう。
結局使わないメモリなど、購入しても意味がありません。現状のパソコンの状態で満足しているのであれば、メモリなんてあえて増設してもそこまで性能が変わるわけではありません。
よっぽど別途ほかのパーツを購入したほうが満足を得られると思います。メモリが足りなければ買う。そうでなければ買わない。価格が高騰してきたからといって慌てて不要なものを買う必要はありません。
しかし、メモリが今必要なのでしたら、必要なものは購入しておいた方が、それはそれで後悔は無いと思います。
最後に決定した自分の判断を信じることができれば、購入した価格には自分にいいわけがつくと思います。人に言われたから、では結局人のせいにしてしまい、どちらにしても不満が残ると思います。